もはや松本潤と関係ない話

内容の感想しか書けないからこのドラマに関してほぼノーコメントで来ました。漫画原作とかのが気負わずたのしく見られていいんだけどな。今回は何?裁判員制度の説明?
毎回流れる「壮絶な生き様をみせた」というナレーションが気になってて、「みせた」って過去形ってことはビトの人生はドラマのなかで終了してしまうのではないかと。結果的にビトが死刑になったとして、そしたらこの社会派を名乗るドラマはきちっと社会に問題提起したことになるの?人が死んじゃうのは丸投げだよなぁと思うので*1投げかけた以上は責任とってほしいなぁとおもってます。
続きはもうドラマとも関係ない自分の話です。長いです。
本当に自分の話になりますが、今年度教育実習があって外国籍の子や外国ルーツの子(主にフィリピンや中国)の多い小学校で、言葉がわからず授業についていけない子たちのサポートをすることになっています。(教職ではなく日本語教育の実習)
この間実習1回目だったのだけど、子どもたちに心底驚かされました。言葉の面でついていけない+アジアの子=偏見やいじめの対象になってしまったりしているのではないかと心配していたのだけれど、そんなことはなくて、普通にクラスの子たちとにぎやかにふざけあっていました(担当の子たちが皆来日後結構経っているからだとも思うけど)。そういう外国ルーツの子が各クラス何名もいて、日本名だったりするから、もう誰が何人だかあんまりわからない。正直、今の黒さの潤くんがクラスにいて「フィリピン人の松本潤くんです」って言われたら「ふぅん、そうなんだ」っていうレベル。わたしも「先生、何人?日本人?」て訊かれました。ここにはそのくらい周りに外国人がいて、それでも何人とかあんまり関係なく接することが「普通」なんだなって本当にびっくりしたんです。そして、たくましく生きてる子どもたちになんだか感動した。
わたしが担当する子たちが、この小学校の外国ルーツの子どもたちが、今後もこうして偏見を受けることなく生きられますように。周りの日本人の子どもたちが、今後もこうして差別をすることなく生きられますように。そしてこういう環境がどんどん増えていきますように。ドラマはドラマだけど、ありえないことたくさん起こってるけど、どうしてもリンクしてしまう。見るたび実習校思い出して、きちんと世の中の流れ変えてみせてよ!って思わずにはいられないのです。


どこにぶつけていいのかわからず、萌え発散の趣味ブログにくそ真面目な話を吐き出してしまいました・・・ここまで長々と読んでくださった方、ありがとうございました。

*1:ラスフレで痛感した